2014-01-01から1年間の記事一覧
19世紀半ば、英国のアカデミズムに反発した若き芸術家たちによる「ラファエル前派」運動とその発展を、英国を代表するテート美術館所蔵の名画72点で紹介する美術展です。 1984年にテート美術館で決定版の展覧会が開催されて以降、研究を通じて意義や位置付け…
平成26年は日本美術院の再興から100年にあたります。 これを記念して、前史としての東京美術学校設立から、現在に至るおよそ130年の活動を振り返ります。 狩野芳崖、横山大観、小林古径、安田靫彦、平山郁夫ほか、近代日本画の巨匠たちの代表作約120点が一堂…
「モネは眼にすぎない、しかし何と素晴らしき眼なのか」。セザンヌのこの言葉は、生涯、戸外の光の表現を追求し続けた画家モネにもっともふさわしい賛辞ではないでしょうか。しかし彼の眼は、自然の風景から受け取る感覚的で瞬間的な印象を捉えていただけで…
19世紀フランスを代表する壁画家として知られるピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(1824-1898)は、フランスの主要建造物の記念碑的な壁画装飾を次々と手がけ、また壁画以外の絵画においても才能を発揮し、数々の名作を残しました。 イタリアのフレス…
日常でもよく耳にする「かわいい」という言葉。今や海外にまで広がり、日本から発信される「Kawaii」文化に注目が集まっています。さかのぼれば、平安時代に著された『枕草子』には「うつくしきもの(=かわいいもの)」として稚児や雀の子などが挙げられてお…
生活の中で用いられる器や衣服、道具に美を求める工芸。日本では古くから、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形などの工芸が発達し、その芸術性は今日においても高く評価されています。 「人間国宝」(重要無形文化財の保持者)は、現代にも続く伝統の「わ…
上野で日本美術を堪能してきました!!\(^o^)/ 「日本美術の祭典」と銘打って、 東京国立博物館と東京都美術館がコラボしています。 全米屈指の規模と質を誇るクリーブランド美術館の日本美術コレクションより、平安から明治に至る、選りすぐりの日本絵画4…
東京都現代美術館へ行ってきました。 まずは《クリスタライズ》から。。。 吉岡徳仁(1967年生まれ) は、アート、デザイン、建築など幅広い領域において自由な着想と実験的な創作から生まれる作品により、世界に最も影響を与える創り手の一人として、国内外で…
ルノワール、モネら印象派。そしてルドン、トゥールーズ=ロートレック、ヴァロットン。19世紀から20世紀初頭にかけて、フランス・パリを中心に、互いに刺激し合い、影響し合った画家たち――。 この時代は、ヨーロッパの美術家たちが新しい表現を模索し、…
ギュスターヴ・カイユボット(1848–1894)はモネやルノワールとともに印象派を代表する画家で、1876年の第2回印象派展以降、5回にわたって印象派展に参加しました。その存在は、仲間の作品を購入することによって、経済的に彼らを支えたほか、印象派展の開…
象徴主義の巨匠ギュスターヴ・モロー(1826−1898)。国立美術学校の名教授としてマティス やマルケなど多くの画家を育てたモローが最も愛した生徒がいました。後に20世紀最大の 宗教画家と呼ばれるジョルジュ・ルオー(1871−1958)です。モローはルオーの才…
西洋美術史に燦然と輝く風景画の傑作を生みだし、今日なお英国最高の画家と称されるジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)の展覧会を開催します。 世界最大のコレクションを誇るロンドンのテート美術館から、油彩画の名品30点以上に加え、…
2013年、RIP SLYME納め!!! 横浜から始まりーの、 お台場に戻りーーの、 ガンダムの前で待機しーの・・・ (テンションがおかしい。) 今回もマジガチぼっち参戦。 映像化もされとるんですが・・・ 一応セットリストを・・・。 ↓ ↓ ロングバケーション HOTTE…
19世紀末から20世紀前半のヨーロッパ絵画において色彩は、外界の事物を再現するという役割から次第に解放され、ひとつの表現として自立していきます。色彩の独立は、印象派の筆触分割に、その萌芽を見出すことができます。新印象派の代表的な画家であるスー…
OUT OF DOUBT! 来たるべき風景のために 疑うことからはじめよう 日本のアートシーンを総覧する3年に一度の展覧会シリーズ「六本木クロッシング」。 4回目となる本展では、東日本大震災以降明らかに高まっている社会的な意識を反映しつつ、日本の現代アートの…
スヌーピーやチャーリー・ブラウンで知られる、20世紀のアメリカを代表する新聞連載漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」の世界を紹介する展覧会が森アーツセンターギャラリーにやってきます。アメリカのチャールズ・M・シュルツ美術館が所蔵する原画から厳選した…
平安京が定められて1200年がたった今も、国内外から一年に五千万人が観光に訪れるほど、多くの人々が京都に魅せられています。それは何よりも、京都が長い間、日本の都として伝統文化を育み、継承してきたことによるところが大きいでしょう。本展覧会ではそ…
毎度のことながら ぼっち参戦でござんした!! 取り急ぎ? セットリスト・・・。 ↓ ↓ ↓ ロングバケーション HOTTER THAN JULY I.N.G JOINT SPLASH AH! YEAH! FAKE Don't Panic Bubble Trouble Run with... 黄昏サラウンド Tales センス・オブ・ワンダー 楽園…
本展覧会は、「神のごとき」と称された大芸術家ミケランジェロ(1475-1564)の創造の軌跡とその波紋を、彼の子孫のコレクションを引き継ぐカーサ・ブオナローティ(フィレンツェ)の所蔵品によって紹介するものです。 なかでも彼が15歳前後で制作したとされ…
ルーヴルの「女神」、来日ルーヴル美術館全8美術部門が結集します。地中海をテーマに時間と地域を超える展覧会。西洋と東洋の文化がダイナミックに交差する地中海。ルーヴル美術館が誇る200点を超える作品で、その4000年におよぶ歴史的・空間的な広がりをご…
アメリカ合衆国コロラド州を本拠地とするジョン・アンド・キミコ・パワーズ夫妻は、日本美術および現代美術の両分野における、世界有数のコレクターとして知られています。特にポップ・アートにおいては、アメリカにおけるその黎明期である1960年代から、パ…
森美術館10周年記念展ということで、 すごく楽しみにしていた展覧会。 やっと行けた!! 今こそ、愛を 愛は人間にとってかけがえのないものです。森美術館は10周年を記念して、この「愛」というテーマを掲げ、美術史を彩る名作や意欲的な新作を含む約200点を…
小学校の教科書にも掲載されている絵本『スイミー』で知られるレオ・レオニ(1910~1999)は、オランダで生まれ、イタリアでグラフィック・デザイナーとして活躍後、戦争のため1939年にアメリカへ移住、そこで初めて絵本の世界に足を踏み入れました。あおと…
東京オペラシティーアートギャラリーに行ってきました。 「朝起きたときから夜寝るまで全部がシャッターを押す範囲」 ─ 梅佳代 なにげない日常のなかに潜んでいるさまざまな光景を独自の視点から切り取ってみせる写真家・梅佳代。天性のコミュニケーション能…
ミュシャ展に行ってきました! アルフォンス・マリア・ミュシャ(Alfons Maria Mucha, アルフォンス・マリア・ムハ、1860年7月24日 - 1939年7月14日)は、アール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナー。(中略)多くのポスター、装飾パネル、カレンダ…
またあまり詳しく知らない人の 作品を見に行ってきました。苦笑 フランシス・ベーコン(Francis Bacon、1909年10月28日 - 1992年4月28日)は、アイルランドの画家。抽象絵画が全盛となった第二次世界大戦後の美術界において、具象絵画にこだわり続けた。20世…
私、実はあんまり よく知らなかったんです、この方。。。 エル・グレコ(El Greco、1541年 - 1614年4月7日)は、現在のギリシア領クレタ島、イラクリオン出身の画家。本名はドメニコス・テオトコプーロス(Δομήνικος Θεοτοκόπουλος、ラテン文字転写:Doménik…
待ちに待った!!初日!!! 母娘で混雑を覚悟で行ってきました。 ルネサンスを代表する画家ラファエロ・サンツィオ(1483-1520年)。ルネサンス絵画を完成させ、後の画家たちの手本となったラファエロですが、作品の貴重さゆえに展覧会の開催はヨーロッパ…
好き嫌いがハッキリ分かれてしまうだろうけど 私は好きだ。 会田誠は、今日最も注目されている日本の現代アーティストのひとりです。その作品は、グロテスクでエロティックな作風を見せたと思えば、一方では政治的、歴史的な課題への鋭い批評性を見せます。…
約2年ぶり5回目の開催。 (●^o^●) 毎回楽しみにしています。今年のテーマは「現代」で 世代も幅広く、 多種多様な作品は どれも面白い!! 国内外で注目すべき活動を展開する現代作家を取り上げ、個展形式で紹介する「アーティスト・ファイル」展。5回…