Makiko's Art&Illustration blog

美術館に行ったり、イラストを描いたり、本を読んだり・・・いろいろ書くと思います

フランシス・ベーコン展(2013.5.15)

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またあまり詳しく知らない人の
作品を見に行ってきました。苦笑

フランシス・ベーコン(Francis Bacon、1909年10月28日 - 1992年4月28日)は、アイルランドの画家。抽象絵画が全盛となった第二次世界大戦後の美術界において、具象絵画にこだわり続けた。20世紀最も重要な画家の一人とされ、現代美術に多大な影響を与えた。
作品は大部分が激しくデフォルメされ、歪められ、あるいは大きな口を開けて叫ぶ奇怪な人間像であり、人間存在の根本にある不安を描き出したものと言われている。大きな口を開けて叫ぶ姿は、口を開けた状態の歯がたくさん載った写真集(歯医者向けのものと思われる)や、映画 『戦艦ポチョムキン』 の中で、銃で額を撃たれて叫ぶ老女の姿を参照している。

フランシス・ベーコン (芸術家) - Wikipedia

アイルランドのダブリンに生まれたフランシス・ベーコン(1909-1992)は、ロンドンを拠点にして世界的に活躍した画家です。その人生が20世紀とほぼ重なるベーコンは、ピカソと並んで、20世紀を代表する画家と評されており、生誕100年となる2008年から2009年には、テート・ブリテン(英国)、プラド美術館(スペイン)、メトロポリタン美術館(アメリカ)という世界でも主要な美術館を回顧展が巡回しました。
主要作品の多くが美術館に収蔵されており、個人蔵の作品はオークションで非常に高値をつけているため、ベーコンは、展覧会を開催するのが最も難しいアーティストのひとりだと言われています。そうしたこともあってか、日本では、生前の1983年に東京国立近代美術館をはじめとする3館で回顧展が開催されて以来、30年間にわたり個展が開催されてきませんでした。
今回、没後20年となる時期に開催する本展は、ベーコンの「世界」を、代表作、大作を多く含むベーコン作品33点により紹介するものです。そのうち、ベーコンを象徴する作品のフォーマットである三幅対(トリプティック)も、大きなサイズが4点、小さなサイズが2点と多数含まれているので、実際にはもっと多く感じられることでしょう。
企画内容は完全に日本オリジナルで、単なる回顧展ではなく、ベーコンにとって最も重要だった「身体」に着目し、その表現方法の変遷を3章構成でたどろうとするテーマ展でもあります。また、ベーコンが「同時代」のアーティストに与えた影響を確認しようとするパートも、エピローグとして用意しています。
このように、日本はもとよりアジアでも没後初となるこのベーコン展は、さまざまな意味で画期的だと言えるでしょう。その趣旨に賛同する形で、日本に所蔵が確認されている5点はもちろん、テート、ニューヨーク近代美術館、ハーシュホン美術館(ワシントン)、ヴィクトリア国立美術館(オーストラリア)、ヤゲオ・ファウンデーション(台湾)など世界各地の重要なコレクションから作品が日本にやってきます。

東京国立近代美術館-本館


いろいろ調べてたら・・・
哲学者のフランシス・ベーコンとは親戚らしい。

それと、没後の大規模な個展はアジアでは初らしい。
回顧展であるのと同時に、【身体】という
重要なテーマに焦点を当てているらしくって、
とにかく開催が難しかったみたい。。。

あとは、ピカソと同時代の画家なのか~
・・・という感じであまり予備知識のないまま
見に行ってしまいました。(;´∀`)

最初に「叫び」をテーマにした
作品を見たせいか・・・
「なにこれ怖い。。。」
っていう感想しか持てず・・・
なんだか不気味な雰囲気の会場。

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《叫ぶ教皇のための習作》にアテレコするなら
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・」。
ゆがんだ画面の中に表情を出していて
闇の底から叫んでいる様な
雰囲気が出ているんだよなぁ

第二次世界大戦を実際体験した
背景を考えると納得・・・。

なんだかどれも下手に見えるんだけど(失礼)、
絶妙なバランスと色の使い方で
作品が成り立ってるかんじがした。

ベーコンは、自分で作品を
処分してしまっていたらしく、
今回の33点という作品数は
少ない感じがしたけど、
フルサイズの三幅対(トリプティック)の
作品の数々は、見応えがあった。

見に行ってよかったす。\(^o^)/