Makiko's Art&Illustration blog

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徒然草展 美術で楽しむ古典文学 (2014.07.04)

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何気に初めて行った!! 笑
サントリー美術館
六本木ミッドタウンは
何度も行っているのにねぇ。

鎌倉時代末期、兼好(けんこう)法師(生没年未詳)によって書かれた『徒然草』は、名文の誉れ高く、『枕草子』・『方丈記』とともに日本三大随筆に数えられます。「つれづれなるままに」の序段で始まる『徒然草』は、今や古典文学のなかでも最も親しまれた作品の一つといえるでしょう。
しかし『徒然草』は、成立後100年あまりもその鑑賞の歴史をたどることができません。『徒然草』の本格的な享受は慶長年間(1596~1615)に始まると考えられ、江戸時代になると、『徒然草』は研究、鑑賞、そして創作への応用など、さまざまな分野で多様な展開を示すようになりました。そうした『徒然草』流布の過程で、〈徒然絵〉とも呼ぶべき絵画作品が登場するようになります。近年館蔵品に加わった海北友雪(かいほうゆうせつ)筆「徒然草絵巻」二十巻もその一つです。そこで本展では、この新収絵巻を初公開するとともに、屏風や絵本などの美術作例を通して、一度は読みたい、今こそ知りたい『徒然草』の名場面をたどります。
17世紀半ば以降、『徒然草』は244の章段に区切ることが常識化し、各段は独立して鑑賞されることが多くなりました。しかし、『徒然草』の生成過程を想起しながら、章段の連続性に注意を向けることで、兼好がどのような内面性に根ざして『徒然草』を執筆したのか、その思いにどのような変化・深化が生じたのかが見えてくるのです。
徒然草』といえば無常観の文学といわれますが、兼好は、「無常」という時代の既成概念に挑み、現世にあっていかに生きるべきか、いかに楽しむべきかを探究した現実主義の人でした。本展では、兼好の心うつりゆく世界を美術作品とともにぜひお楽しみください。


www.suntory.co.jp



日本三大随筆の一つ「徒然草」がテーマ。
「はて・・・?吉田兼好ってなにした人だっけ??」
っていうレベルで見に行くけど平気かなぁ??
・・・と思ったんだけど、実のところ
専門家もよく知らないらしい。苦笑



・・・なので、冒頭は吉田兼好像が数点あったけど
よくわからない。(失礼)


徒然草」そのものも有名になったのは
鎌倉時代よりもずう~っと後。
江戸時代になってからやっと、
全244段に分けられたらしい。
それで、その時にいろいろな絵師が
徒然草の場面を絵に描くようになったらしいです。
(”らしい”ばっかりですなぁ。)


いろいろな絵師が描いた中で
一番最高峰とされているのが、
海北友雪・筆の「徒然草絵巻」で
244段全てが描かれている超大作!
これが現代語訳つきでじっくり読めたのが何よりも良かった。
教科書で一部やった記憶があるけど、
かなり満足できた内容だった。



特に印象に残ったのは、、、

  • 11段・・・良い家に蜜柑がたわわになっているが、それを厳重に囲ってしまっていてがっかりした話
  • 52段・・・仁和寺のお坊さんがやっとの思いで石清水八幡宮へ行ったけど、肝心のところへは行かなかった話
  • 53段・・・仁和寺のお坊さんが宴会で酔っ払って鼎(かなめ)をかぶって取れなくなってしまった話
  • 109段・・・木登り名人が初心者の人へ声をかけるタイミングについての話

「昔も今も人間がやりがちな失敗って似たようなモンなんだなぁ・・・、プププ」と思って読みすすめた。


これ以外にも「なるほどねぇ」と思う話がたくさんあったし、
学校の授業ではやってくれないような、
内容そのものに興味がわく構成になっていてとっても面白かった。


また、改めて「徒然草」を読んでみようと思う。