Makiko's Art&Illustration blog

美術館に行ったり、イラストを描いたり、本を読んだり・・・いろいろ書くと思います

ミケランジェロ展 天才の軌跡(2013.9.28)

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本展覧会は、「神のごとき」と称された大芸術家ミケランジェロ(1475-1564)の創造の軌跡とその波紋を、彼の子孫のコレクションを引き継ぐカーサ・ブオナローティ(フィレンツェ)の所蔵品によって紹介するものです。
なかでも彼が15歳前後で制作したとされる《階段の聖母》は、初期の大理石浮き彫りによる傑作で、これまで門外不出とされ、長期貸し出し展示されるのは本展が史上初の機会となります。
素描を中心に30点を超すミケランジェロの作品類、及び関連作品等計60点を通じて、西洋美術における最も偉大な芸術家の知られざる創造的プロセスとその秘密に迫ります。
作品と併せて彼の手紙や自筆手稿類なども紹介することで、この偉大な芸術家の制作における苦悩や人間的側面も併せてご覧いただきます。



カーサ・ブオナローティは、元来1508年ミケランジェロフィレンツェ旧市街のギベッリーナ通りに購入し、1516年から25年まで居住した邸宅でした。
その後は甥レオナルドとその家族の住まいとなり、以降一時の中断はあったものの19世紀半ばにフィレンツェ市に譲渡されるまで、ミケランジェロの子孫ブオナローティ家の本拠でした。
現在は、一家が代々受け継いできたミケランジェロの素描、彫刻、書簡をはじめとする膨大な美術・考古・歴史コレクションと、ミケランジェロの偉業を讃えるバロック壁画の施された居室群を有する美術館として、一般公開されています。
とりわけミケランジェロの素描と書簡に関しては世界一の質と量を誇り、世界的なミケランジェロ研究の拠点としても、重要な役割を果たしています。


ミケランジェロ展|TBSテレビ

2013年はイタリア年らしい。
ラファエロダ・ヴィンチ(←これは見逃した。:-(
そして今日、見に行ったミケランジェロ
システィーナ礼拝堂500年記念展らしい。


習作と素描が多く、天才がどのような試行錯誤を経て
作品にしていったか??というのを見ている感じ。
エスキース帳を覗いている感覚。
(私だったら、なんか恥ずかしくて耐えられない。苦笑)


食べたもののスケッチもあって、
なんだか笑っちゃった。
(意外とグルメだった。)
あとは、レダの頭部や「最後の審判」の為の
習作の描き込みが細かくて
ジ~~っと見入ってしまった。
再現したものも見応えがあったし、
映像も高精彩4Kで見られたので良かった。


目玉作品の「階段の聖母」は
弱冠16歳の時の作品らしくてびっくり。
極薄肉浮彫を真似していて
表情や服の皺の感じとか
遠近感もきっちり出ていて素晴らしかった。


彫刻・絵画・建築まで幅広く
多芸な天才の作品が
ゆっく~~り見られてよかった。:-)♪